どちらで販売する?ECモールと自社ECの違いを知ろう

こんにちは、ペットリエの松岡です^^
ペットショップやグッズ販売を始める方の多くが、
最初に迷うのが「どこで売るか?」ということ。
楽天やAmazonなどのモールに出すか、自分のサイトを作るか、
悩まれる方がとても多いんです。
ECモールと自社ECの違いを知らないクライアントさんも多いので、
今回はそれぞれの特徴と、どんな方にどちらが向いているのかを
やさしく解説していきます。
ECモールとは?
「ECモール」とは、楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングなど、
多数のショップが集まる“ショッピングモール”のような場所のこと。
多くのユーザーが日常的に利用しているため、集客力の高さが一番の魅力です。
たとえば、
・Amazonの「検索結果」で偶然見つけてもらえる
・楽天市場でポイント還元を目的に購入される
といったケースが多く、「まだ認知されていないブランド」でも購入チャンスがあります。

ECモールの種類|テナント型とマーケットプレイス型
ECモールには、大きく分けて「テナント型」と「マーケットプレイス型」の2つの仕組みがあります。
同じ“モール”でも仕組みが異なるため、出店時の考え方も変わってきます。
テナント型(楽天市場・Yahoo!ショッピングなど)
各ショップがテナント(お店)として出店し、ページデザインや価格設定をある程度自由に行えるタイプです。
自社のロゴやカラーを使って世界観を表現できるため、ブランドイメージを出しやすいのが特徴です。
一方で、出店料や月額費用がかかるため、初期コストがやや高めになる傾向があります。

マーケットプレイス型(Amazonなど)
商品単位で出品し、同じカテゴリ内で他社商品と並列に表示されるタイプです。
購入者にとっては比較しやすく便利ですが、価格競争になりやすく、ブランド個性を出しにくい面もあります。
一方で、登録が比較的かんたんで、販売をすぐに始めやすいというメリットもあります。

自社ECとは?
「自社EC」は、BASE・STORES・Shopify・Squareなどを使って、
自分のブランド専用のオンラインショップを運営する方法です。
ショップのデザインや世界観を自由に表現でき、
ブランド価値を高めやすいのが大きな特徴です。
たとえば、
・ロゴやカラーを活かしたデザイン
・コンセプトに合わせた商品紹介ページ
・ブランドストーリーを伝える特集ページ
など、あなたらしい“世界観づくり”が可能になります。
また、近年ではSquareのように実店舗とネットショップを連携できるサービスも増えており、
店頭販売とオンライン販売をスムーズに管理できるようになっています。

ECモールのメリット・デメリット
| 〈メリット〉 |
|---|
| ・圧倒的な集客力(多くのユーザーに見てもらえる) ・検索からの流入が多く、早期に売上を立てやすい ・サイト構築の手間が少ない |
| 〈デメリット〉 |
|---|
| ・手数料や出店料が高め ・モールのルールに従う必要がある ・ブランドの世界観を出しにくい(他店と並列表示) |

自社ECのメリット・デメリット
| 〈メリット〉 |
|---|
| ・デザインや文章などブランド表現の自由度が高い ・ファンづくり・リピーター育成に強い ・手数料が低く、利益を残しやすい |
| 〈デメリット〉 |
|---|
| ・集客を自分で行う必要がある(SNS・広告など) ・売上が軌道に乗るまで時間がかかる ・信頼性を構築するまでに工夫が必要 |

どちらを選ぶべき?
結論から言うと、目的や段階によって使い分けるのがベストです。
- まずは売上を立てたい → ECモール
- ファンを育てたい・ブランドを確立したい → 自社EC
最初はモールで販売し、ファンが増えてきたタイミングで自社ECを開設する流れもおすすめです。
モールを“集客の場”、自社ECを“ファンの居場所”と考えると、両立しやすくなります。

まとめ|長く愛されるショップづくりのために
どちらを選ぶかに“正解”はありません。
大切なのは、「お客様にどう見られたいか」「どんなブランドでありたいか」を基準に選ぶこと。
ECモールは“広く知ってもらう入口”に、
自社ECは“ファンとつながる居場所”に。
目的を明確にすれば、両方を上手に活かせます。
ペットリエでは、ブランドづくりからECサイト画像制作のサポートまでサポートしています。
「これからオンライン販売を始めたいけど、何から手をつければいいか分からない…」という方も、
お気軽にご相談くださいね^^


