小児病棟での「移動水族館」開催レポート|

先日、聖路加国際病院様の小児病棟にて、アクアリンク株式会社様の移動水族館のイベントが開催されました。
私たちペットリエも、解説パネルの制作や解説員として参加させていただきました。
元・水族館の飼育スタッフという経験を活かし、生き物クイズや解説も担当させていただきました!


入院中の子どもたちに、ほんのひとときの“海の世界”を
病院での生活は、子どもたちにとって大人が想像する以上にストレスがかかるものです。
そんな中、「本物の生き物たち」が目の前に現れた瞬間、
ちょっぴり怖がりながらもだんだんと距離が縮まり、
目を輝かせて「すごーい!」「これ、さわれるの!?」と声を上げる子どもたちの笑顔に、私たちスタッフも胸が熱くなりました。
ヒトデ、ウニ、ネコザメ、ハリセンボンなど、さわれる生き物たちを前に、
ベッドの上からでも、車椅子のままでも、参加できるように臨機応変な対応ができるのも
アクアリンクの移動水族館ならでは。
子供たちの体調にも合わせながら「ふれあい体験」ができるように対応をさせていただきました。


小さな水槽は病室まで運べるよう、台車に乗せて準備しました^^
デザインチームとしての関わり方
ペットリエだからこそできるサポートとして
- やさしく・わかりやすく伝えるための解説パネルの制作
- クイズ用のスライドやカードのデザイン
- 飼育経験を活かした生き物紹介やクイズの進行
など、“伝える”と“体験する”をつなぐ役割としても大きなやりがいを感じました。


子どもを持つ親として、胸がいっぱいになったこと
私自身、子育てをしている母親でもあるので、
この場所で出会った子どもたちや、そのご家族の姿には、
ひとつひとつ心が揺さぶられる瞬間がたくさんありました。
「当たり前の毎日」がどれほど貴重で、
そして、ほんの少しの“非日常”がどれだけ大きな力になるのか。
この体験を通じて、あらためて感じさせてもらえました。
移動水族館にご興味のある方へ
保育園・幼稚園・学校はもちろん、病院や施設など、
さまざまな場所で子どもたちの心に“海の思い出”を届けられるのが移動水族館の魅力です。
企画からデザイン、当日の運営サポートまで、ペットリエではお手伝いをさせていただいております。
「うちでもやってみたい」「詳しく話を聞いてみたい」など、お気軽にご相談ください!