ネットショップ開業で「売れない」失敗を防ぐ | 個人向けおすすめシステムと集客のコツ

ネットショップ開業で「売れない」失敗を防ぐ個人向けおすすめシステムと集客のコツ
きなこ

こんにちは!Webデザイナーのきなこです。

はち

こんにちは!印刷物デザイナーのはちです。

「ネットショップを始めたいけれど、本当に売れるのか不安で踏み出せない…」

そんな気持ち、すごくよくわかります。
「せっかく時間とお金をかけてお店を作ったのに、誰も来てくれなかったら」という怖さが先に立ってしまいますよね。

特にペット用品を扱う場合、こだわりの商品選びに情熱を注いでいる分、「集客」や「システム選び」は後回しになりがちです。

でも安心してください。ネットショップ開業で失敗する人とうまくいく人の差は、スキルや才能でなく、最初の仕組みの設計にあります

この記事では、個人でペット用品のネットショップを始めたい方に向けて、コストを抑えながらリスクなく始められるカートシステムの選び方と、開店後に「売れる店」にするための集客の仕組みをわかりやすくお伝えします。

目次

なぜ個人のネットショップは「開店休業」になるのか

はち

ネットショップを開業した人で最初の数ヶ月でこんな壁にぶつかることも。

実は多い「作っただけ」で終わるパターン

「お店は完成した。でも、誰も来ない…。」

これは決して珍しいことではありません。実は、ネットショップを開設したはいいものの、月に1件も売れないまま1年以上が経過してしまうケースは非常に多いのです。

作っただけでは売れない理由
1、ネットショップ多数存在するため認知のための集客が必要
2、InstagramやブログSEOなど、集客のための動線を最初から設計することが必須

費用倒れを防ぐために最初に知っておくべきこと

もうひとつよくある失敗が「固定費の重さ」です。

月額数千円のシステム料金を払いながら、商品がまったく売れない状態が続く……この状況が3ヶ月、6ヶ月と続くと、精神的にも経済的にも大きなダメージになります。

特に個人で始める場合、最初は「売上がゼロでもリスクがない仕組み」からスタートすることが鉄則です。どのように始めるかは以下のブログで紹介しています。

今回はより実践的な内容でお伝えします。

個人向けネットショップシステム4社を徹底比較とおすすめフロー

きなこ

まずはおすすめ4社を詳しく比較していくよ!

1、BASE(ベイス)

base

最も手軽に始められる定番サービス。初期費用・月額固定費ともに無料で、商品が売れたときにだけ手数料が発生する仕組みです。

スマホアプリだけで開設から受注管理まで完結できるため、PCに不慣れな方でも安心して始められます

項目内容
プランと月額1プランのみ・月額無料(売上が伸びたらグロースプランへ移行可)
販売手数料3%(グロースプランは2%)
決済手数料3.6%+40円 / 件
はじめやすさ◎ 固定費ゼロ。売れた分だけ費用が発生するので赤字リスクがない
操作のしやすさ◎ スマホアプリだけで全作業が完結。PC不要
ブログ機能○ あり(無料Appを追加して利用。記事内に商品リンクを直接挿入できる)
SNS連携◎ あり(Instagram・TikTok・YouTube・note対応。設定がシンプル)
2026年6月時点

最初に選ぶならBASEがおすすめ
固定費ゼロ × SNS集客重視の人に最適。売上が月10〜20万円を超えてきたら手数料を見直すタイミング。

2、STORES(ストアーズ)

stores

デザイン性と操作のシンプルさが魅力のサービスです。テンプレートが豊富でHTML/CSSの知識がなくてもおしゃれなショップが作れます。

ただしブログ機能が実質ないため、SEO集客を狙いたい場合は外部ブログとの併用が必要です

項目内容
プランと月額無料プラン / スタンダード:2,980円〜 / 月
販売手数料無料プラン:5% / スタンダードプラン:3.6%
決済手数料上記手数料に含む
はじめやすさ◎ 固定費ゼロで開始可。有料プランへの切替タイミングも明確
操作のしやすさ◎ 4社で最もシンプルな管理画面。PC・スマホ両対応
ブログ機能△ 実質なし(「ニュース」機能のみ。カテゴリ・タグ管理不可。SEO集客には外部ブログ必須)
SNS連携○ あり(Instagramショッピング連携対応)
2026年6月時点

最初に選ぶならSTORESもおすすめ
デザイン重視 × 直感操作を優先したい人向け。ただしSEOでの集客も考えているならBASEを選ぶほうが有利。

3、Shopify(ショッピファイ)

shopify

世界170ヶ国以上で使われる本格ECプラットフォーム。デザインの自由度・SNS広告との連携・越境EC対応など、ブランドを大きく育てるための機能が揃っています。

一方で月額固定費がかかるため、売上が安定してから移行するのが賢明です

項目内容
プランと月額ベーシック:5,000円〜 / 月(複数プランあり)
販売手数料0〜2%(プランによる)
決済手数料3.4%前後
はじめやすさ△ 月額固定費あり。売上が安定してから移行を推奨
操作のしやすさ△ 機能が多く学習コストあり。PC必須。細かいデザイン調整には独自言語「Liquid」の知識が必要な場面も
ブログ機能◎ あり(標準搭載。メタタグ・URLスラッグ編集など本格SEO設定が可能)
SNS連携◎ あり(Instagram・Facebook・TikTokとのネイティブ連携が最強。広告出稿・効果測定も一体管理)
2026年6月時点

売上が安定・拡大フェーズになったらShopify
広告運用・越境EC・ブランド本格化を目指すタイミングで移行を検討。

4、カラーミーショップ

color me

老舗の国産ECプラットフォームで、独自ドメインでのSEO集客とカスタマイズ性の高さが強みです。

HTML/CSS編集が可能で細かい設定まで自由に調整できる反面、管理画面はやや複雑で、PCに慣れていない方には学習コストがかかります

項目内容
プランと月額無料プラン / レギュラー:3,300円〜 / 月
販売手数料0%
決済手数料決済方法により異なる
はじめやすさ△ 無料プランあり。ただし機能をフル活用するには有料プランが前提
操作のしやすさ△ 管理画面がやや複雑でPC操作が必須。充実した電話・メールサポートあり
ブログ機能○ あり(「ショップブログプラス」機能。SEOに強く、WordPress連携・HTML編集も可)
SNS連携△ あり(Instagram連携:無料=手動設定が必要 / 自動連携は有料アプリが別途必要)
2026年6月時点

カラーミーはSEOで長期集客したい人向け
ブログ×独自ドメインで検索流入を育てたい、かつPCスキルに自信がある場合に検討。

【どのタイミングで何を選ぶか】おすすめフロー

はち

自分はどのフェーズなのか?で見てみてね。

フェーズおすすめポイント
1、まず始めるBASE または STORES固定費ゼロ。SNS集客重視ならBASE、デザイン重視ならSTORES
2、売上が安定してきたShopify広告運用・越境EC・ブランド拡張を本格化するタイミング
3、SEOで長期集客したいカラーミーショップブログ×独自ドメインで検索流入を育てたい・PC操作に慣れている人向け

「いきなり月額5,000円のShopifyで始めよう」は、まだ売上ゼロの段階では大きなリスクです。まずは固定費ゼロのBASEかSTORESで小さく始め、成果に応じて移行をするのが、ペット用品個人ショップの王道です。

別のプラットフォームに移行はできる?

結論から言うと、移行は可能です。「最初はBASEで始めて、売上が伸びてきたらShopifyへ」という乗り換えは、実際によく行われるルートです。

きなこ

ただしすべての情報を移行できるわけではないので注意が必要だよ!

移行できるデータ

商品データ(商品名・価格・説明文・在庫数)や顧客データ(氏名・住所・メールアドレスなど)は、CSVファイルで一括書き出しし、新しいプラットフォームへインポートする形で移行できます。

注文履歴もシステムによっては引き継ぎ可能です。

引き継げない・注意が必要な3つのポイント

1、デザイン・レイアウト
デザインは丸ごと引っ越しできません。移行先のテンプレートを選んで、新しく作り直す必要があります。

2、パスワード・クレジットカード情報
個人情報保護の観点から引き継ぎできません。移行後にお客様へパスワード再設定のお願いメールを送るのが一般的な流れです。

3、ブログ記事・URLの構造
ブログ記事は手動での移し替えが必要になることが多く、ページのURLも変わるため301リダイレクトという転送設定をしないと、それまでのSEO評価が下がるリスクがあります。

スムーズに移行するための大切なアドバイス

将来的に移行する可能性があるなら、最初から独自ドメインを取得しておくことをおすすめします

無料の初期ドメイン(例:xxxx.thebase.in)のまま運営していると、プラットフォームを変えたときにURLも強制的に変わってしまいます。

独自ドメインさえ持っていれば、引っ越し後も同じURLを使い続けられるため、お客様を迷わせず、これまで集めたSEO評価も守ることができます。

ペット用品販売で失敗しないカート選びの3つの基準

基準① 固定費ゼロから始められるか

最初にお伝えしたとおり、個人でネットショップを始めるときの最大のリスクは「売れない月が続いても固定費だけかかり続ける」こと。

だからこそ最初は「売れたときだけ費用が発生する」仕組み、つまり固定費ゼロのプランで始めることを強くおすすめします。BASEとSTORESのどちらも、この条件をクリアしています。

基準② スマホだけで更新・管理できるか

子育てや仕事と並行してショップを運営する場合、PCに向かえる時間は限られます。商品の追加・在庫管理・注文の確認が、スマホひとつで完結できるかどうかは非常に重要なポイントです。

BASEとSTORESは、どちらもスマホアプリが充実しており、外出先でもスムーズに管理できます

基準③ Instagramと連携して集客できるか

ペット用品のネットショップを運営するなら、Instagramとの連携は必須といっても過言ではありません。愛犬・愛猫の写真とともに商品を紹介する投稿は、ペット好きのユーザーに自然に刺さります。

BASEはInstagramのショッピング機能との連携が可能で、投稿から直接購入ページへ誘導することができます

「作っただけ」で終わらせない集客の仕組みづくり

きなこ

サイトを作ってからの集客が一番大事だよ!

Instagramストーリーズからショップへの導線設計

ネットショップを作ったら、次に重要なのが「どうやってお客様をショップに連れてくるか」という動線設計です。Instagramのストーリーズは、フォロワーに日常的に存在を知らせる最も手軽な手段のひとつ。

  • 商品の紹介
  • 使用感のレビュー
  • 愛犬との日常

など、ストーリーズを通じてブランドへの親しみを育てることができます。

特に効果的なのが、「リンクスタンプ」を活用したショップへの直接誘導です。ストーリーズにショップのURLを貼ることで、「気になった!」というタイミングで即座に購入ページへ移動してもらえます

フォロワーを「見るだけ」から「買う人」に変える投稿の作り方

「Instagramのフォロワーが増えても、なかなかショップへの購入につながらない」といった壁を感じたことはありませんか?

フォロワーをお客様に変えるためには、「商品の魅力を伝えるコンテンツ」と「ショップへの誘導」のバランスが大切です。次のような投稿の組み合わせが効果的です

  • 商品の使用シーン(愛犬が実際に使っている様子)
  • 飼い主目線のこだわりポイント(素材・安心感・製造背景など)
  • 限定セール・新商品情報(希少性・タイムリー感)

これらの投稿を通じて「この人から買いたい」という信頼を積み重ねることが、売上につながる最短ルートです。

SEO設定で検索から自然に集客するポイント

Instagramだけに頼らず、Googleなどの検索エンジンからも集客できる仕組みを整えることも重要です。ネットショップのSEO対策として、まず取り組んでほしいのは次の3点です。

  • 商品名・説明文にキーワードを盛り込む(例:「無添加 犬 おやつ 国産」)
  • ショップの説明文(メタディスクリプション)を丁寧に設定する
  • ブログ機能を活用して、商品に関連する情報記事を発信する

BASEはブログAppを使うことで記事投稿ができ、長期的な検索流入を育てることができます。STORESはブログ機能がないため、外部ブログ(WordPressなど)との併用を検討しましょう。

個人運営でも「安っぽく見せない」ブランディングの基本

世界観を統一する3つのデザインルール

ちょっとした工夫で、お客様に「信頼できるお店」という印象を持ってもらうことは十分に可能です。まず取り組んでほしいのが、次の3つのデザインルールの徹底です。

1、カラーパレットを3色以内に絞る
ブランドカラーを決めたら、ショップのバナー・Instagramの投稿・ストーリーズのデザインを一貫して同じ配色に統一しましょう。

2、フォントを1〜2種類に絞る
文字の種類が多すぎると、まとまりがなくなります。シンプルに1〜2種類だけ使用することで、清潔感のある印象を与えられます。

3、商品写真の背景を統一する
明るい白や木目調など、背景のスタイルをそろえるだけで、ショップ全体の見た目が格段に上がります。スマホで撮影する場合も、自然光と白い紙を使うだけでかなり変わります。

無料ツールでプロっぽく仕上げるストーリーズ活用術

CanvaなどのデザインツールはInstagramストーリーズ用のテンプレートが豊富に揃っており、無料で使えるものもたくさんあります。

おすすめの使い方は、テンプレートを「自分のブランドカラーに統一して使い回す」こと。毎回デザインをゼロから作る必要がなく、時間を節約しながらおしゃれなストーリーズを継続的に発信できます

ペット用品ネットショップを小さく始めて着実に育てるロードマップ

はち

最初は確実に。軌道に乗ったら別の方法で拡大するといいよ!

STEP1 リスクゼロで出店〜最初の10件を売る

まず最初の目標は、「リスクをゼロにしながら最初の10件を売る」こと。

  • BASE
  • STORES

のどちらかを使って無料でショップを開設し、Instagramと連携して告知を始めましょう。

最初の10件は、家族・友人・Instagramのフォロワーからでも構いません。「売れた」という実績と自信が、次のステップへの大きな原動力になります

STEP2 リピーターをつくる仕組みを整える

最初の売上が出てきたら、次はリピーターを育てる仕組みを整えます。

  • LINE公式アカウントを開設して、お客様と直接つながる
  • ブログを活用して、定期的に情報を発信する
  • お礼のメッセージや同梱物にひと手間加えて、ファンをつくる

1人のお客様に繰り返し買ってもらえる仕組みができると、新規集客に依存しない安定した売上が生まれます

STEP3 売上が安定したらデザイン・SEOを本格強化

売上が月5〜10万円規模になってきたら、ここで初めて本格的なブランディングSEO強化を検討するタイミングです。

  • Shopifyやカラーミーショップへのシステムをアップグレードする
  • プロのデザイナーにショップのデザインを依頼する
  • ブログSEOを強化して、検索からの集客を本格化する

最初から完璧なショップを作ろうとすると、コストと時間がかかりすぎます。まずはシンプルに始めて、売上が出てから少しずつ育てていくのが個人EC成功の王道です

「次のステップ」に迷ったら専門家に相談する選択肢も

「ここまで読んで、やってみたいけどどこから始めればいいかわからない」という方もいるかもしれません。そんなときは、一人で悩まずに専門家に相談することも有効な選択肢です。

ペットリエでは、ペット業界に特化したWeb集客・デザインのサポートを行っています。「まず何から手をつければいいの?」という段階からご相談いただけますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

まとめ

ネットショップ開業で失敗する最大の理由は、最初の仕組みづくりを後回しにすること。

1、まずは固定費ゼロのBASEかSTORESで始める
2、Instagramとの連携を最初から設計する
3、デザインのルールを統一してブランドへの信頼を育てる

でステップアップしましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
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Webデザイナー きなこ

次のブログでまたお会いしましょう!

印刷物デザイナー はち

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